選び方ガイド
ペットの写真から作るクッションの選び方
オーダーメイドのクッションは、たったひとりのために作られます。ほかの誰も欲しがらないものですから、こうした商品を扱うお店は、気が変わったという理由での返品をまず受けつけません — ここも同じです。だとすれば、確かめるのはお支払いの前しかありません。以下に挙げることは、どれもそのお店のサイトを開けば確かめられます。お茶を一杯飲むくらいの時間で足ります。ひとつだけ、実際にメールを出してみないと確かめられないものがありますが、その手間こそが答えです。
お支払いの前に確かめる七つのこと
お届けまでの説明は、どのページでも同じですか?
- なぜ大事か
- 受注生産の商品には、時計がふたつあります。作るのにかかる時間と、運ぶのにかかる時間です。ひとつしか書いていないお店は、たいてい後者のことを言っていて、前者を数え忘れています。週の単位で約束したものが月の単位で届くのは、これが理由です。
- 確かめ方
- 配送についてのページと、よくある質問を並べて読んでみてください。書いてあることは一致していますか。制作にかかる期間と、配送にかかる期間は別々に書かれていますか。それとも、ひとつの幅にまとめられていますか。
- 危ないサイン
- ページごとに違う日数が書いてある。あるいは、どんな結果でも収まってしまうほど幅の広い期間が、ひとつだけ書いてある。日数を出せないのなら、出せないと正直に書くのが誠実なやり方で、いくつも並べることではありません。
承認したプレビューが、そのまま印刷されますか?
- なぜ大事か
- どのお店も、お支払いの前に何かしらの画像を見せます。違うのは、その画像が印刷機に送られるデータそのものなのか、それとも、お金が動いてから誰かが描き直す仮の絵なのか、という点です。
- 確かめ方
- プレビューのまわりに書かれている文章を読んでください。承認した輪郭と切り抜きが、そのまま作られると書いてありますか。お会計のあとにデザイナーが手を入れる工程はありますか。あるとしたら、生地を裁断する前にその結果を見せてもらえますか。
- 危ないサイン
- プレビューに「イメージ画像です」「実際の商品とは異なる場合があります」と小さく添えてある。あるいは、本当の仕上がりを初めて見るのが、箱を開けた瞬間になっている。
その保証は、読めるページですか。それともチャットの一言ですか?
- なぜ大事か
- 「きちんと対応します」は、言うのは簡単で、あとから守らせるのはほぼ不可能です。文章になった規定なら、何が不具合にあたるのか、そのあと何が起きるのか、返送の費用は誰が持つのかが分かります。
- 確かめ方
- 対象になるもの、ならないもの、申し出のしかたが書かれた、リンクできるページを探してください。まず読むのは「対象外」の項目です。その規定が誠実かどうかは、そこに出ます。
- 危ないサイン
- そもそも規定のページが無い。あるいは「ご満足いただけるまで」と書いてあるだけで、何が対象なのかはひとつも書かれていない。対象外を挙げていない保証にも、たいてい対象外はあります。
買う前に、人に連絡がつきますか?
- なぜ大事か
- サポートを試すのにいちばんいいのは、まだ買うかどうか迷っている今です。そして、何かあったあとにいちばんつながりにくくなるのも、このサポートです。
- 確かめ方
- 本当に知りたいことをメールで聞いてみてください。手元の写真のこと、サイズのこと、いつまでに要るのか。返事が来るまでの時間を計って、それから中身を読みます。こちらの質問を読んだ人が書いた文章になっていますか。
- 危ないサイン
- メールアドレスがどこにも書かれていない。問い合わせフォームだけがあって、何も返ってこない。聞いていないことに答えた返事が来る。受付時間の書かれていないチャット窓口は、連絡先が無いのと同じです。
表示されている値段が、実際に払う値段ですか?
- なぜ大事か
- 送料、お急ぎ便の料金、写真一枚ごとの追加料金は、お会計が始まってから姿を現します。そして、いつまでも終わらないセールは値引きではありません。値段が値引きの顔をしているだけです。
- 確かめ方
- カートに入れて、支払わないまま配送の画面まで進んでみてください。合計金額がどう動くかを見ます。それから数日おいてもう一度のぞいて、セールが終わっているかどうかを確かめてください。
- 危ないサイン
- 読み込み直すと最初に戻るカウントダウン。終了日の書かれていない割引。カード番号を入れるまで合計金額が分からないお会計。
写真に必要な条件を、買う前に教えてくれますか?
- なぜ大事か
- 写真がそのまま商品になります。何なら印刷できるかを分かっているお店は、それを早いうちに書きます。最低限必要な大きさ、ぼけている場合の扱い、光が足りなかった場合にどうするか。書かないということは、お金が動いたあとに、お店があなたの代わりに決めるということです。
- 確かめ方
- 写真の条件は、お会計の中ではなく、その手前で探してください。自分の写真と照らし合わせられるものさしで、最低ラインが示されていますか。届かなかったときにどうするかも書いてありますか。別の写真をお願いするのか、それとも、そのまま印刷してしまうのか。
- 危ないサイン
- 「どんな写真でも大丈夫です」。どんな写真でも、どのサイズでも大丈夫、ということはありません。そう言うお店は、どこまでの仕上がりなら許容範囲かを、黙ってあなたの代わりに決めています。
裏面も、表と同じ商品になっていますか?
- なぜ大事か
- コストが削られるのは、誰も写真に撮らない場所です。表だけ印刷して裏は無地。インクが生地に染み込まず、表面に乗っているだけ。洗い方の説明がどこにもない。
- 確かめ方
- 裏面には何があるのか、印刷は繊維の中まで入っているのか表面に乗っているだけなのか、詰め物は何か、どうやって洗うのか。この四つを聞いてみてください。自分の工房で作っているお店なら、どれも調べに行かずに答えられるはずです。
- 危ないサイン
- 裏面について答えが返ってこない。お手入れの説明が無い。あるいは「洗えます」で終わっていて、洗ったあとに柄が残るかどうかには触れていない。
書いたのは、クッションを売っている店です
私たちは、このリストにどう答えるか
このページを書いたのは私たちで、ここで話題にしている商品を売っているのも私たちです。自分たちの答えを書かずに終わるのは、さすがに妙な話でしょう。以下はすべて、このサイトの中で確かめられます。まず、通っていない項目から書きます。
- 制作にかかる期間は、まだ公開していません。守れない日数を書くくらいなら、まだ書けないと言うほうを選びます。発送したらメールでお知らせします。
- プレビューが、そのままデータです。カスタマイザーで承認していただいた輪郭が、そのまま裁断機のたどる経路になります。お支払いのあとに誰かが描き直すことはありません。
- 保証はページになっています。チャットの中の口約束ではありません。対象になるものと同じくらいはっきり、対象外も書いてあります。
- 窓口はメールアドレスがひとつだけで、読むのは人です。チャットボットなし、チケット番号なし、順番待ちなし。
- 写真の条件は、お会計より前に書いてあります。カスタマイザーは、選んだサイズにその写真で足りるかどうかを、写真もサイズもまだ変えられるうちに判定します。
- 自分たちの工房で、両面とも昇華転写で印刷します。詰め物も検品も人の手です。お手入れの方法は商品ページに書いてあります。